さてさて、タイシリーズも後半に入ってきました。書いている私はすでにニューヨークに来てしまっていますが、一応シリーズは終えておかなければいけないと思い書き続けます。

のっけから、食べてきたモノ、ではなくて申し訳ありませんが、タイのビールなので紹介を。海外のビールはドイツを除くと割と薄味の水のような感覚で飲めるライトなビールが多いのですが、このLEOもその傾向にあって暑いタイではジュースの甘さが要らない場合には、このLEOビールを飲むとさっぱりして良いかもしれません。

最初に食べたタイ料理は、ショッピングセンター内のそれなりにおしゃれな感じのレストランだったので、アジアな感じよりも都会な料理でした。現地のタイ人の方に完全お任せということでオーダーをしていた代替ので、トムヤムクンをはじめタイ料理の王道は押さえていて、サラダが予想外に檄からだったことを以外はかなり美味しくいただきました。

ちなみに、私はパクチーとココナッツが嫌いという、タイに行ってはいけないのではないかという体質なのですが、ここでは大きなパクチーだったので避けて食べることで危険は回避されました。

サヤームというエリアでさまよっていたら見つけたお店で、周りにはチェーン店ばかりで面白くなかったのでなんの前知識も無いままに入ってみました。相変わらず、トムヤムクンです（笑） これは、サンフランシスコに行ったときには必ずクラムチャウダーを食べたり、中華料理に行ったら麻婆豆腐を食べるようなもので、その店の実力を試すための正当な手段であり、メニューを見ても分からなかったわけでは決してございません。

カオサン通りというたくさんの雑貨店などが集まる通りの中にあるこのお店。名前の通り…トムヤムクンをいただきました。この店名でトムヤムクンを頼まない方がおかしいですね。ここはエアコンがなく暑い環境下で暑くて辛いトムヤムクンをいただくという修行でしたが、さすがに店名になるほどの料理で美味しかったです。残念ながら、パクチーが細切れになっていたために完全には避けられずに、ムワッっと鼻に来るあの香りにはやられました。

タイの名物料理のひとつにタイスキというタイの鍋料理がありますが、その中でもこのMKというチェーンが美味しい、それもゴールドというところはランクが高いと聞かされて行ってみたのがこのお店です。たしかに大人気で30分ほど待ってからようやく席に座ることができました。ただ、基本は素材をお湯で煮立たせるだけの水炊きで、ベースに出汁がしみ出ているとはいえ、ちょっとタイらしさというのはあまり感じられませんでした。なにか食べ方が間違っていたのでしょうか。

最後はもう空港です。Mango Treeというチェーン店でさきほどのMKと同じく日本にも進出しているようで、知っている方もいらっしゃるかもしれません。またトムヤムクンとグリーンカレー、ガパオライスという王道の3つを頼みましたが、それぞれタイのローカルな感じではなく、日本で食べるタイ料理の味がして、わざわざタイで食べる必要があったかはわかりませんが、私はとても美味しくいただきました。

今回、それほどパクチーとココナッツには悩まされなかったのが幸いしたのか、総じて美味しい料理を毎日いただきました。